読書の秋ということで、「図書館」にまつわる活動でした。
可愛いねずみのサム。少し長いお話ですが、みんな最後まで聞いてくれていました。
サムと同じように、子どもたちも絵本作りに挑戦です。
▶︎金曜幼児
絵本作りの時は戸惑いながらも好きなものを描き始めた子どもたち。お友達の絵やお話に興味津々。「これはこういうお話なんだよ」と力説しているシーンもありました。積み木の活動では、「みんなの本を並べる図書館を作るよ」というと目を輝かせていて、「そうだ絵本を置いたら、サムみたいに隠れてママたちが読んでくれるのを見ようよ!」ということに。かくれんぼが始まると3人できゃーきゃー言いながら隠れていました(なのですぐバレてしまった 笑)作った本がちゃんと本棚に入るように、サイズを確認しながら棚を作る様子が見られました。
▶︎金曜小学生クラス
絵本作りはおしゃべりしながらかなりじっくり取り組めました。積み木の時間が減ってしまい、完成するかなぁとヒヤヒヤしていましたが、さすがの集中力で、ラストスパートがすごかったです。
あっという間に本棚、勉強机、トイレまで!次々に本が配下されていき、圧巻の図書館でした。自分たちで作った絵本を並べたり、お人形が読んでいたり、とても楽しそうでした。ある子が作った自動販売機には、お客さんが殺到。「自動販売機だから勝手に買って」というも、「ジュースくださ〜い」とみんなが買いに来てくれて、面白かったです。
▶︎土曜幼児クラス
お休みが多く、静かな活動になるかな?と思ったのですが「絵本作りやったことあるよー」という二人が精力的に作品を作ってくれました。ひらがなが書ける子、おぼろげな子、さまざまですが、教えあったり、「その字は難しいよね」と共感しあったりしていました。図書館作りでは、10階建てに挑戦した子、屋根をこだわった子、それぞれが「こだわりポイント」を持って、制作できました。道路でつなげた後は、「そうだ!貸し出しカウンターを作らなきゃ!」と二人ともが貸し出しカウンターを作り、自分の書いた本をカウンターに持っていく様子も見られました。
▶︎土曜小学生
絵を描くのはちょっと苦手、という子が多いこのクラス。絵本作りはどうなるかな?と思っていたら、意外にも楽しんで制作してくれました。絵本作りとはいえ、小説でもOKとしましたら、日記を書いてくれたり、長編小説を書いてくれたりと、個性豊かな作家が誕生していました。
見てください、この文章量!(そして突然縦書きになる子も笑)
左の子は筆が止まらずすごかったですね!
積み木の活動は三者三様の図書館に。少し倒れた本がリアリティがあったり、
多角形の図書館がおしゃれだったり、綺麗にそろえられた棚も近代的でした。
みんなで大型の図書館にするつもりでしたが、なかなか相談と対話がうまくいかず、それぞれが作ることになりました。それも経験だなぁと、少しずつ調和と対話を学べたらいいと感じました。
▶︎日曜幼児クラス
オリジナルの絵本作りは、戸惑うことなくどんどん書き進めていました。
ひらがなが書けない子が、書けない、と言ってると、代わりに書こうか?と声をかけてくれたり、喧嘩になりがちなシーンでも「まぁいいか」といえたり、思いやりを持てるシーンが増えてきました。図書館作りも楽しいけどおやまづくりもしたい、ということで、「森の図書館」にしたらいいね、というアイデアが出ました。とても素敵だなぁと思います。まだまだ時間配分が難しい子供達なので、「積み木の時間がなくなっちゃうよ〜」と急かしてしまうシーンもありましたが、どちらもやりたい子達なので、90分があっという間でした!
▶︎日曜小学生クラス
はじめに、新しいペアブロックで遊んでみました。説明書を見て、ルールを確認。したのですが、勝敗がつかず終了(笑)そんなこともあるのでしょうか・・・?笑 大人は戸惑ってしまう新しい形に、子どもたちはあっという間に慣れて、どんどん遊んでいました。
絵本作りは「どうしよ〜」と悩む姿もありましたが、文字だけで小説にする!と決めた途端筆が走る子がいて、なんと2冊も書いていました。帰りがけには「私小説家になろうかな」と言っていたり、それを聞いた子が「私は漫画家になりたいな」と。意外な一面が見えてとても楽しかったです。図書館には何が必要かな、という声かけから、ソファー席を作ったり、とっても堅牢なトイレを作ったりと、自由で豊かな時間でした。