今週は欲張りな絵本をテーマに活動しました。
▶︎金曜幼児クラス
絵本を読みながらツッコミと笑いがいっぱい!
ニコニコしながら聞いてくれていました。
汽車、バス、飛行機、蒸気機関車がくっついた乗り物をどうやって作ろうか、と相談。
相談するも、「あれも必要、これも必要…」と意見は出るけど、実際手を動かすことがまだ難しい子どもたち‥頭の中のイメージを実際動かしていくって、本当に最近の子供達って苦手なんですよね。意見だけはたくさん出るんだけど、「どうやったらいいかわからない」「先生やって」となりがちなのです。
まずはおおよその検討だけつけようと思い、箱の形にしてからは、みんなスムーズに動いていましたね。ある子が「こっちは、こうしよう!」というと、別の子が「いや、こうがいいよ」と言ったり「いいねぇ!」と言ったり、黙々と呼応したり、それぞれの味が出ていたと思います。
黙々とやっていた子が、「お顔はどうしようか」という私の声に目が輝きます。周りのおと、声はよく耳を澄まして聞いているんですよね。やる?と聞くと「うん」と積極的でした。
円弧の作品もとても良かったです。枠を用意しつつも、それがなかったかのように進む作品。本人が満足そうにしていたのが一番。思い出の作品になったな〜
積み木の活動といっても裾野は広く、最初から最後まで集中していなくてもいいと思っています。積み木の中でもこの遊びは好きだな、とかこういう時は本領発揮だな、っていうのがその子その子にあって、それを持ち寄りながら遊ぶのが教室の醍醐味だな〜と再確認しました。
▶︎金曜小学生クラス
金曜クラスにもこの絵本はウケました!特に汽車のセリフ「レールに乗りたい…」がみんなのツボだったようで。読み終えると、「汽車の部分作りたい!」「私はバスかなー」と盛り上がっていました。
プレイボックスで骨組みだけ作ると、後はどんどん積んでいくだけ!途中汽車らしい部分を作ったり、煙突があるね、と相談試合っていました。特にびっくりしたのが、汽車の車輪の入れ方です。外側にポンポンとつけるのではなく、中にし込んでいます。押し込むためには事前にいれなければならないのですが、一度積んだ積み木を壊してやり直しました。「中に車輪を入れておきたい」という発想が面白いと思いました。汽車の車軸の雰囲気を出すために、長板にしてみる?というと、みんな挑戦してくれて、長板と立方体の関係性を体感。その後も長板3枚で直方体の高さを合うことを、飛行機の羽作りで体感しました。少しずつ、積み木の使い方が高度になっていく感じがします。「すごいねぇさすがだねぇ」というと「他のクラスはこういうのない?」と聞く子。褒められたのが嬉しかったんでしょうね。
異年齢で活動する機会があれば、その時に、いろんなテクニックを披露してほしいなと思いました^^
▶︎土曜幼児クラス
絵本を読んで、「これ作ってみたいな」と思う流れがすごくスムーズで、
短時間でグッと入り込むのが上手になっているなぁと感じた土曜幼児クラス。
読み終わった後、「箱を繋げてやっていこうか」というと自然と、私はここ、僕はここと、分け合っていました。飛行機の部分は、長板を何枚も繋げて高さを出したのは、初めてみたので、新鮮でしたね!それぞれの乗り物に、自分のオリジナリティを交えるのも忘れない子どもたち。
「車輪はなくてもいいよ〜あ、でもやっぱいる〜」といったり、「バスなんだけどプールだよ。ジュースは無料だよ」だったり、猫耳がついた可愛い船もありました。絵本の中で、「レールを走りたい」と仕切りに行っていた汽車のため、線路を作って、完成です!90分という時間ですが、ゆったり過ごす時間もあれば、ガツンと集中する時間もありで、互いの関係性が良かったな、と思いました。
▶︎土曜小学生クラス
土曜小学生クラスは、積み木以外の小物童具も好きな子が多く、円弧はみんなじっくり取り組んでいましたね!男の子2人は、乗り物よりも自分の家を作りたい!ということで、乗り物はサクッと完成させて、自分の作品に没頭していました。ある子は、バスのタイヤに円弧を使っていて「これお気に入りなんだけどな〜いいか、使う!」と悩んだ末タイヤにしていました。
もう一人の子は、「半年くらい前に、あの時使ったあの棒みたいな積み木ががあればなぁ…」と使いたい積み木の名前が思い出せず、一緒にあれこれ部屋中探しましたが辿り着けず、消化不良となってしまいました。「ばすひこうきふねきしゃ」作りは、なんとか仕上げたいね〜と言いながら、最後は「三倍体はボスだから、ボス使えばさっとつめるよ」と言いながら、形になりました!形にすることが全てではないですが、頑張り抜いた点は偉かったなぁと思います。ちなみに、好きな時間は何にしよう、というと、長板の螺旋階段に挑戦。4段できたよ〜!と最後は嬉しそうでした。
▶︎日曜親子クラス
日曜親子さんも、割と小物童具が好きな子が多く、円弧はじっくり遊んでいました。
遊び方がわからないと、どうしたいいか戸惑うおもちゃですが、小さい子は、直感ではめたり立てたり楽しめます。遊び慣れている子は、いろんな見立て、デザインの工夫にも挑戦していて、大人にとってみたら、「計算されていない」としても、子ども本人が「よしこれだ!」と思える作品づくりはよい時間ですね。その後は乗り物作りへ。飛行機にしようか、船にしようかあれこれ思案し、手を動かしながら考える子、お友達の作品に刺激を受ける子様々でした!
▶︎日曜幼児クラス
2名でしたが、とっても仲良しの二人、おしゃべりも大好きで、「あそこに行ったんだ」「私も行ったことあるよー」と日常の会話がほっこりしています。絵本の時間では二人でくすくす笑い合っていてとても可愛い。「飛行機から作ろう」と意見が一致、長板がいいかな、3倍体がいいかな、と声をかけると、「長板だよ!」「長すぎない?」と相談が始まりました。「のせてみたらわかるよ」と一声かけてやってみると、「いいね〜」の声が。地道に積む作業はちょっと苦手な子も、「手伝って〜」とお互いが言いあって、「今行くよー」と答えてくれて、いい雰囲気でした(でも返事だけでお喋りして終わってたりします 笑 その場合は一緒に積んだりしてお手伝いしています)
▶︎日曜小学生クラス
円弧で遊び始めてからすぐ、「黒い板欲しい!」と言う子供達。円弧をプレートにはめよりも顔や花火、迷路にすることを思いついたようです。ある男の子はじっくり顔を作り始め、どんどん体が伸びていき、ついには手足まで!途中円弧のゲーム(2枚目)が始まったり、ワイワイしていましたが、動じず一人集中して作品作りができました!素晴らしい!円弧を使ったタワー作りでは「今日最後までこれでもいい!」というくらい盛り上がっていました。
絵本を読み、乗り物作りへ移行すると、前回同様顔を作りたい!となって…ひげのおじさんが誕生!
「気持ちわる〜い」と言う声にも負けず男の子たちは顔の面白さを追求していました。
おむかえにきたパパママに、「みてこれ◯くんが作ったの!」といろんな作品を自慢げに紹介する様子がとてもほっこり。自分ごとのように、完成を喜んだり楽しんだりする様子が嬉しかったですね。
次回の体験レッスンは10月です。下記をご参照ください。
体験は各クラス1名のみ承ります。各クラスの残席は()の中をご覧ください。
金曜幼児クラス(1)
10月11日 15時15分〜16時45分
金曜小学生クラス(2)
10月11日 17時〜18時半
土曜幼児クラス (1)
10月12日 13時〜14時半
土曜小学生クラス(2)
10月12日 15時〜16時半
日曜 全クラス体験休止中