2024年5月2回目

▶︎水曜幼児クラス

今日は海苔巻き作るよ、というと「うん、ぼく料理は得意なんだよ」と自信満々。言葉通り、フライパンを握る手もこなれていました。

「ママの分も作りたい」ということで2本作ることになりましたが、お米をしゃもじで広げる手つきも上手でした。

そのあとは、軍艦まきに見立てた円柱にビーズを詰めていくらを表現したり、お客さん(人形)のために椅子を作ったりと忙しく作っていました!

▶︎金曜幼児クラス

入室の際泣いてしまった子もいましたが、海苔巻き作りが始まるとちょっとずつ元気になって、みんなよくお話を聞いて出来ました。海苔巻きを作ったあと、残ったご飯でおにぎりも作りたいということで、天かすおにぎりと塩おにぎりに挑戦しました。

金曜夕方のクラスなので、お腹がぺこぺこだったのか、早く食べたいな〜といいながら、お寿司屋さんを作りました。回転寿司のレーンをささっと作る3人。「へいおまち!」とレーンの材料(長板)を持ってくる様子はとても可愛かったです。(海苔巻きもおにぎりも、パクパク食べていましたね)

▶︎土曜幼児クラス

今日も小学生クラスと合同で6名で行いました。
海苔巻き作りはみんな前のめり!2人1組でやろうね、というのにもみんな協力してやれました。
特に女の子は3人組なので、ちょっとドキドキしていたのですが、すんなり決まって一安心です。
海苔巻きを作ったあとは、回転寿司屋さんを作りました。レール作りは適当に間を開けて柱だけを立ててていく子、長板をたくさん集めてくれる子、いろんな役割を分担していました。
軍艦巻き作りは個性が出ていて女の子たちはとてもカラフルでした。

「お寿司よりも回転寿司の座席作りをしたい」という強い意志を持った子は寿司ネタにはめもくれず、レーンのしたを作ってくれていました。

▶︎日曜親子クラス

おやすみの子がいたため、1人きりでしたが、最初から最後まで活動にどっぷり参加できていたことに驚いています。親子クラスは個人差が大きいので、のんびりやっていますが、2年目ともあって料理や積み木の段取りもバッチリ。海苔巻きを作るよ、ということもしっかり理解して、行程全てに参加していました。
作った海苔巻きはとっても美味しかったらしく、「もう一つ食べたい!作りたい!」とテンション高めなのも可愛かったです。積み木遊びでは「これはママの分、パパの分…」と家族みんなにお寿司を作ってあげていて、私の分も追加してくれていたことも嬉しかったです。

▶︎日曜幼児クラス

海苔巻きに野菜を入れるかどうかを聞くと、みんなが口々に、「私は食べられるもん!」「体にいいんだよ!」「パパは食べられないから、抜いて作ろうかな」と、お話ししてくれました。料理はみんな前のめりで楽しんでくれていて嬉しかったです。積み木遊びは、みんなが協力してレーンを作りお寿司もこだわり抜いて作りました。醤油差しを作ろうとしていた男の子の醤油(ビーズ)が毎回溢れ出すので、みんなが面白がって、「今度こそあふれないやつをお願いね」というと「次もあふれるのを作るよ」と・・・笑 ユーモアたっぷりです。

「なんのお寿司がいいかな」と悩んでいた子も、お友達のエビのお寿司を見て、「僕もやってみる」と刺激を受けたり、遠くで友達同士でこっそり「秘密のもの作ってるよー」と教えてくれなかったり、みんなそれぞれに楽しんでいた様子でした。

▶︎日曜小学生クラス

今日はおやすみがいた分、料理の分担も個人の作業も多くいろんな工程に関わっていました。
ウィンナーをやく、卵を焼く、きゅうりを切る、時々つまみ食いをする、酢飯の味見をする(でも感想はよくわからない)といった具合に、みんなサクサクと作り、巻くところでは「できない〜」と苦戦したりもしましたが、意外と巻いてしまえば、後からギュギュっとすればいいから、とアドバイス。「早く食べたい」と保護者のお迎えを心待ちにしていました。

積み木の活動では、回転寿司を作るよ、と話すと目がキラキラになり、「やった!俺頑張る!」と手を動かす2年生。みんなが一体となってレーンを作ったあとは、こだわりのお寿司をじっくり作りました。

幼児クラスと違うのは、再現度が高いこと。かなり長い時間、お寿司作りに取り組み、「先生、味噌椀ない?」「プリンとかケーキ作りたいんだけど」と寿司だけでないくいろんな形に挑戦。「横向きの海苔巻きがいい」「ラーメンもあるよね」とみんながいろんなものに挑戦していく姿にただただ圧倒されました。

はっとしたエピソードなのですが、「先生、こういうの作りたいんだけど、”なんかないかな?”」と小学生たちによく聞かれます。この言葉には「どうにか、ここにあるもの(童具)で表現できないかな」という意味が含まれています。食品サンプルのような、完全に同じものを作ろうとしがちな子どもたち多い昨今ですが、Neiroの子たちは、童具で見立てていこうという気持ちが自然にあって、「何かない?」っていうのは、何か作り方を教えて、という意味ではなく、「いい感じの素材がないか、ヒントある?」といいう意味で言ってくれているのがわかります。
 完全一致のものを作るのではなく、「今ここにあるものでなんとかしつらえていく」という精神はとっても大事です。これは“ブリコラージュ“と言って、クロード・レヴィ=ストロースが『野生の思考』という著書の中で発表した概念でもあります。

今あるものを観察し、応用していくことは、多様な個が集まる集団の中での柔軟さを育てます。ブリコラージュの考え方は、童具創造共育の中の、「多様と統一」にかなり共通の点がありますので、また今度きちんと記事にできたらと思います♩

次回は積み木の活動です


水曜クラス 6月5日
金曜クラス 6月14日
土曜クラス 6月8日
日曜クラス 6月9日

1回目ですので、体験レッスン可能です。

お問い合わせは公式LINEまでお願いいたします。

https://lin.ee/Y5fqvJy