遅くなりましたが、2月の振り返りを行います。
今月のテーマは数。
『100』という本を読んで、アトリエ内にある100についてみんなで考えます。
▶︎金曜幼児クラス
数字や文字、色、なんでも興味がある金曜幼児さんは、ボールやビーズ、輪ゴムなどをみんなで一生懸命数えてくれました。10の束(グループ)を10個集めると100になる、ということに気がついてからは、10のまとまりを意識してくれた子も。
中には、数えている途中で、一つ飛ばしてしまったり、少なかったり多かったりもしましたが、それも全てOK。なぜなら、普通に過ごしていると、1から100まで数を数えるなんてことは少ないからです。大人になってから気がつくのですが、子どもってなんでも数えるのが大好き。数えることの敏感期に、数えさせず、答えを教えてしまうことは、とってももったいないことです。
また「面倒くさい」となってしまうのも、心配です。
面倒なことほど大切なことが詰まっているもの。金曜クラスは「面倒」とも取れる「数を数える」をみんなが最後までやり切っていて素晴らしいと思いました。結果、数に集中し過ぎて、積み木の時間が減ってしまいましたが、最後の10分で大急ぎで遊びにのめり込めるのもまた素晴らしい一面ですね。
▶︎土曜幼児
土曜のみんなも数を数えるのが大好きでした!ママボールを転がし、「10個入れて返ってきてね」というと、一生懸命数えていました。手の動きと、数を数えるスピードがチグハグで、10個以上入れている子もいましたが、2回戦は慎重になってみたり、集中している様子が伺えました。
100本の割り箸を見せて、みんな少しずつとって制作開始。誰の声も聞こえない時間がありました。それぞれが絵の具の活動を終えた後は、積み木遊び。
「積み木自由にやっていいよ〜」というと、「やった〜!」と飛び跳ねて喜ぶ子どもたち。本当にこのクラスの子どもたちは、積み木が大好きです。
大声で喜ばないものの、「ひとみ先生、僕やりたいことがあるんだけど、一緒に手伝ってくれる?」と手を引いてくれる男の子にもキュンとしました 笑
▶︎土曜小学生クラス
今月から土曜小学生クラスがスタートしました。
早速お休み&振替のお友達での活動でしたが、賑やかに、自分らしく楽しむ子どもたち。
小学生クラスなので、グルーガンは1人ひとつ手渡します。
伸びる糸や、熱に悪戦苦闘しながらも、割り箸の構成はどんどん巨大に、そして立体に。
大きいものを作ったので、色塗りも大変だった一面もありますが、やり切ってくれました。
やっぱり積み木の時間もないとね、ということで、
積み木もしっかり遊びこむ子、グルーガンで別の作品を作り続ける子、マジックショーをする子・・さまざまな過ごし方で、楽しんでいました。
▶︎日曜親子
おやすみさんがいて、ちょっと寂しい週が続きますが、あらかじめ用意していた坂道やボールに「転がすこと」を察して楽しそうな表情!
ボールやビーズ、有孔ボードにさすダボなど100個に触れてから、ピンさしをして遊びます。
ビーズを流したり、ダボを流したり、積み木を積んでみたり、自由に遊んでから、割り箸で構成遊びをしました。
絵の具を少し塗って「おしまい」と言っていた子が「ここはこの色、ここはこっち」とたくさんの色に変えながら集中していました。また、1人でどんどん塗り始めて「疲れて手が動かないよ〜」と言いつつも、独創的な形に仕上がっている子もいました。
2人で合わせて何本の割り箸を使ったかな?かずの木にビーズを入れて確かめます。
かずの木が出てきたところで、かずのきを組み合わせたいろんな積み木遊びが発展!
途切れない遊びが子どもの集中力を伸ばしています。(写真にはないですが、子どもの遊び場を作ってくれていました。ストーリーも面白かったなぁ☺️)
▶︎日曜幼児クラス
おやすみが多かったのと、振替のお子様だったのもあり、しっとりと、ちょっとドキドキしながら遊びました。2人ともママボールを一生懸命追いかけて、何度も数を数えてくれました。
いろんな100を見せましたが、「意外と多い」「結構少ない」というのが見事にバラバラで面白かったです。割り箸100本も「そんなに使いきれないよ〜」といい、適当な本数を揃えて構成遊び。2人ともお家の形になり、じっくりと色塗りを楽しんでいました。(無言の時間がありましたね!)終わった後は、積み木遊び。まだまだ入りたての2人だったので、静かに、そっと・・・自分の身の回りの家やえき、マンション、駐車場などを作ってくれました。
▶︎日曜小学生
グルーガンは1人ひとつ持って、「やったことない!」「やってみたい!」「家でも使ってるから任せて」といろいろでしたが、10分も経つとみんな使いこなして、「みて!こうやったらうまくいくよ」と教えてくれるほどに…!星形や銃など、いろんな形が出来上がっていく中で、土曜小学生が作った立体に目をつけた女の子たちが、「私もそれやってみたい!」と挑戦していました。
ある男の子は、「こんなもんでいいかな」と、終わりなのかな?と思ったその直後に、どんどん高くくっつけ始め、周りの女の子に「終わったんじゃないんかーい」と突っ込まれていました。
各クラス、使った本数を数えてるんだよ、と伝えると、「どれだけ割り箸を使うか」に夢中になる男の子たち。なんと日曜小学生クラスだけで割り箸を317本も使っていたことがわかりました。
全クラス合計で、478本使いました。足し算をしなくても、かずの木のお皿のかず、ピンを見ればわかりますね!
作った作品たちは、第2回Neiro展にて展示しようと思っています。
次回は1コマたっぷり積み木をします!
お問い合わせはhttps://lin.ee/Y5fqvJyまで。
体験お申し込みは、お申し込みフォームにて。