今回のテーマは小学生クラスの男の子のリクエストから始まりました。
「コロッセオを作りたい!」
ということで、全クラス挑戦していきます!
▶︎金曜幼児クラス
写真をみて、どんな積み木がいいか考えてみようと思ったのですが、
土台に準備した円をみてぴんときたのか、「よしどんどん積んでいこう!」とスタートしました。
のめり込みが早いのと深い2人です。振替のお友達は、ちょっと緊張しながら、その様子を見学。
2人が笑うと、ニコニコして眺めていました。手元に大好きな三倍体を用意すると、どんどん建築が始まりました。
ここは3段くらいあるんじゃない?ここはなんだか壊れかけじゃない?と
相談しながら、でも「長板載せれば頑丈かも?」と工夫を凝らして作り上げます。
完成すると、中で子育て?が始まり…お人形を使って、「赤ちゃんをお世話する場所」を作り始めました。こうして物語が連続し、途切れないのはいいですね!
三倍体でどんどん堅牢なお家を作り続けるお友達も、お人形を家族に見立てて、「ママがここで寝てるんだよ」「みんなでお風呂に行くんだよ」と、周りのお友達の会話も刺激になりながら遊びを充実させていました。
▶︎土曜幼児
久しぶりの栄先生にテンションが上がる子どもたち。ワイワイ賑やかにスタートです。
男の子たちがなかなかスタートしなかったのですが、その間女の子たちでコツコツと…
するとふらっと「僕もやるよー!」とみんなが参戦。
大きめだったので、周りをぐるっと一周する頃にはちょっと疲れていた女の子たちに変わって、
男の子たちが、中の建築を一生懸命やってくれていました。
写真をみて、スタジアムのように、中が壷状になっていることに気がついた子が、三倍体を使って高低差を出していました。観察力が素晴らしいですね!
ひととおり完成すると、周りに好きなものを作ったり、遊びを始めたり(女の子たちは滑り台作りに夢中でしたね)
最後「僕のも手伝ってよ〜!」と泣いてしまった男の子がいて、
スタッフ2人で、「ごめんごめん〜」と駆け寄りましたが、ちょうどお母様が到着。
「いつもなんです」と苦笑いを‥笑
完成させたい気持ち、あれもこれも作りたいという好奇心が、いっぱい溢れていて、涙が出てしまったんですね。90分では足りない!といった感じでした。
▶︎日曜親子
円筒タワーは何度も作っていますが、親子クラスで積み木のカタ、コト‥という音しか聞こえない時間が現れたのは初めてだったかもしれません。みんなが集中する時間。素晴らしいですね。
ちょっと喋ろうものなら「しずかにして、しゃべらないで」と言われてしまいました 笑
みんなで円筒を作りながらもやっぱり親子クラスなのでうっかり壊れてしまったりがあります。
そんな中でも、今回の作りは結構簡単に直せますし、壊れた姿もまた「コロッセオ」って感じでした。
ゴキゲン斜めな時も友達が覗き込んでくれれば、気持ちが落ち着いたり、また楽しみたいという気分になったり‥「お友達」ってすごくありがたい存在ですね。最後はお人形を持って大はしゃぎの子どもたちでした。
▶︎日曜幼児(2クラス)
1人のクラスですが、1人でノンストップで作り上げたのは圧巻の時間でした。
単調な作業も疲れ知らず、、、と言いますか、「ゴール」がわかると諦めない力がすごいです!
コロッセオの中は、「前にワニの時に使った13この三角を並べる」と以前やったことの反芻と、知恵を持ちよる様子も、経験値が物語っているなぁと感じます。
コロッセオが完成したら、周りの自由な建築へ。部屋を広く使って、道路、ケーブルカーなど自分らしい世界観を構築していました。
もう一つのクラスは、こちらです。
眠い〜といいながら入ってきたお友達もいましたが、「今日はママも一緒にやってもらおうか?」といい、ママの横でゴロゴロしていると、「僕も手伝うよ!」とやる気が!
そのあとは最後までコロッセオ作りに参加して、横ではミックスジュース屋さんが誕生!ママ作のレジがすごい完成度で真似したいです!
もう1人のお友達は、お友達同士で行った動物園がよほど楽しかったのか、「動物園作ろうかな」と作り始めました。「先生、目玉はどうする?マグネットモザイク使ったらいいと思ってるんだけど」といつも丁寧に話してくれる男の子です。そして先ほどの男の子同様、過去の作品でのことを思い出して、自分のものにしていて、成長を感じました。
最後は「餌やり」のためのスロープを作ったりして、自分の思い出を作品として作り上げていました。
▶︎日曜小学生
久しぶりに全員揃った小学生クラス。
8人いると賑やか・・・!人数がいるとパワーもすごくてこの日はみんなのやる気がすごかった…
(先週、ちょっとみんな控えめでどよ〜んとしてたのでちょっと心配だったのですが)
コロッセオの写真をみて、二手に分かれて制作開始。
なぜだか男子チームはもう一つのチームにライバル心を持っているのか‥「あっちより高くしよーぜ」とヒソヒソ声が聞こえてきます。(ちなみに、女の子たちは、「何言ってんだか」と冷めてます)
コロッセオができてからは、コロッセオの中をイメージして作り上げたり、お家を作ったりし始めたのですが、この時も男子チームからは「あの煙突俺らも作ろう!」とチラチラみています 笑
5枚目のお写真ですが、何を作り始めるか決められず、みんなのことを眺めていた男の子、コロッセオの中に綺麗な円に敷き詰め始め、丁寧に、丁寧に積んでタイルのような床を作ってくれました。
「何をするか、今決めてるよ」とマイペースを崩さない彼は、一見何もしていないようだけど、誰かの会話に微笑んだり笑ったり、このクラスの癒しです。「何を作り始めるか決められず」とあえて書きましたが、そう判断しているのはこちら側であって、彼を見るたびハッとします。こどものペースを守っていきたいと思います。
大きな家を作り上げた子がお母さんが迎えにきた時に「みてみて〜!大きいのできたんだよ!」とすご〜く甘えた声を出していたのがもう可愛いすぎました。お迎えに来ると、子どもたち同士でやってる時の顔がガラッと変わるのが大好きな私です。
体調不良や、秋は行事も多く、お休みのかたが多かったですが、
次回も元気にきてくれることを楽しみにしています!