ハロウィンが近いのでお化け作りを意識した活動を行いました!
読み聞かせに使用したのは『おばけマンション』(鈴木 翼 文 / 村上 康成 絵)
▶︎土曜幼児クラス
この絵本を読んだことがある!という子もいましたが、色々なおばけが登場するたびに、笑いが起こっていました。おばけづくりよりも、「おばけマンション」を意識したマンションづくりがスタートしました。
途中ケルンモザイクにハマった子がいて、みんなに広まり、「ピザの配達屋」さんごっこも始まりました。
お友達同士で作った子、途中一緒になったり、離れたりを繰り返して、最後は一つのおばけの街が完成です。
お友達同士のトラブルも多少ありましたが、「お友達が作ったのは壊さない」「やりたいことは相談しながら」…いろんなキーワードを、みんなで確認しながら、過ごしました。相手への思いやりと、自分の作品作りを両立しながら、関係性を学んでいます。
▶︎日曜親子クラス
坂道からボールや円弧付きの円柱を転がして、ボーリングのようにして遊ぶところからスタートしました。自分自身が転がったり、「お寿司でーす」と回転寿司?を表現したり、自分の世界と繋がりを持たせるような言葉がたくさん出ていました。
おばけマンションを読んだあとは、「マンションを作るぞ!」という気持ちが強く、ボックスや板を重ねてそれぞれが積み木に没頭。
一番小さな男の子は、「おばけというものが初めてだったかも」ということでした。絵本で、まだみぬ世界に触れる瞬間、どんな感じなんでしょうね。ちんぷんかんぷんなのか、はたまた、「何か世界観」を感じるのか…^^前回やったこと、や見つけたお気に入りを探しながらそれぞれが夢中になる一瞬があったと思います。
▶︎日曜幼児
おばけを作ることを決めた子、マンションにした子、円弧を集めることにした子、さまざまでした。
ある子はおばけを作った後、私が作ったおばけと手を繋ぐような形で積み木を繋げてくれました。最後は長板を使ってモノレールを表現。おばけの街が出来上がりました。
円弧にマグネットモザイクをはめ込むと、表情が出てとても可愛くなります。
ある男の子は、長板と組み合わせて「ほら、これはたこみたいでしょ」(3枚目)と作品として仕上げていました。いろんなところにマグネットモザイクで仕上げた「目」があるマンション。おばけのぎょろっとした目がひかる街に仕上がりました。
ある男の子は、円弧を集めて電車の車輪を作ることに夢中になりました。たとえその日のテーマにそれていても、その子が夢中になっていることがあるなら、続けてもらっています^^
▶︎日曜小学生
小学生クラスは、円弧を使って福笑いのような遊びをしてからスタート。
これも、さぁやろう、ではなく、自然に始まっていました…
子どもは遊びを見つける達人ですね。おもしろおかしい顔が作れたところで、
今日はおばけや、おばけマンションを作るよ、と説明。
それぞれが、作る場所を決めたらスタートです。
1人でどんどん作っていく子、兄弟・友達同士で完成させていく子、さまざまでしたが、
今回完成系の写真が少ないのは訳が・・・
おばけに扮してカーテンをかぶっていた子が転倒し、まちが壊れてしまったのです…
あちゃー!という空気が流れつつも、みんながグッと堪えて責めなかったのは、大人の私もうるっときてしまいました。
積み木はまたなおせる。
でももう時間はない。
こんなどうしようもない事態も、みんなが「次また楽しもう」と前を向いてくれていたらいいなと思います。
そんな事件の前にも実は「4回も壊れても直し続けていた子」もいました。
みんな根気よく頑張った日でもあり、でもちょっと苦い思い出になった1日でした。
▶︎金曜幼児クラス
「今日は何やるのー」という声とともに入室する子どもたち。なぜだか次にくる子を驚かせたいのか、一人一人隠れている面白い子達です。賑やかな女の子たちですが、「おばけマンション」というタイトルにはちょっと気構えています。おばけが苦手なようです。
みんなでおばけマンションを作り始めると、目玉で遊んだり、お人形の服を脱がせて透明人間なんだよ、と大はしゃぎ!
自分のお家や作品に、どうしても気が乗らなかった子も、「一緒に箱でお家作ってみる?」と聞くととっても大きなマンションを作りました。そのあとは積み木をどんどん積み上げて、大きな階段を集中して作ってくれました。
4枚目の写真は、透明人間なんです。
服を持って、「透明人間で遊びに行こう」と言って、お友達と遊ぶ様子はとっても可愛かったです。