2023年7月2回目
今回は、三角を体感するためにサンドイッチを作りました。
「四角のものをどうやって切れば三角になるかな?」
▶︎金曜幼児
七月からスタートした金曜幼児クラスですが、すっかり仲良くなった女の子たちです。
体験の女の子も、後から聞いた話ですが、場所見知りや人見知りがあって…とのこと。
とてもそんなふうには見えないほど、すぐに打ち解けていました。
場のもつ力は素晴らしいですね。
サンドイッチを作る際も、みんなじっくり取り組んで、包丁もゆっくり慎重に猫の手でトライしてくれました。
出来上がって、すぐに「食べたいよ〜」という声も。
みんなで作ると楽しさも倍増です。
積み木遊びの方は、お店づくり行いました。
みんな見たことない積み木や、小物に大はしゃぎでどんどん料理を仕上げていきます。
レジを作る時は、天井まで立方体を積み上げようよ、と誰かが言って、みんなが大笑い。
「どうやってレジをやるの?」と聞くと「先生が肩車してやるんだよ」と。
なかなか面白い発想でした。レジの下には、レシートも仕込まれていて、みんなの発想が詰まった面白いお店になりました。ちなみにお店の名前は「みんなのキッチンはどう?」という女の子の提案を採用しました。
▶︎日曜親子
「おはよー!」「サンドイッチ作るよー」とニコニコで入室してくれました。
いろんな小物をたくさん並べていましたが、パッとモザイクを手にとってはめ始める男の子。
おうちにもあるということでしたが、童具って説明不要なところがとってもいい玩具ですよね。
ボードと、モザイクがあれば、ここい入れてみようと直感的に感じ取れる。
この日は円弧も置いてありましたが、やはり、はめたり外したり、並べたり、比べたり
それだけでたくさんの発見ががあります。
サンドイッチ作りもみんな積極的にやってくれました。包丁に慣れている子はどんどん自分で取り組んでいました。できることが増えると、子どもってどんどん自由になりますね。
包丁や料理、大人にとってはちょっと「手間」なこともありますが、子どもの世界を広げるためにも必要なことだなぁと実感します。
サンドイッチが完成した後は、積み木や小物でお店作りを。
それぞれのお店にお買い物に行きたいな、と思っていたのですが、お店から離れない2人。
店番していたと思うといなくなっていたり、ズーーっとお店に座っていて、お客さんに商品を紹介してくれたり。。お店の商品のかき氷を、お母さんにゴリ押しで渡し続ける姿もとっても可愛かったです。
このクラスに限ったことではないのですが、お店やさんごっこを通じて「母への愛」がにじみ出る子が多いです。(男の子が多いかも♩)
ところで、お店を作っていたと思うと、電車を作っていたり、お人形を乗せていたり、とても自由な雰囲気の親子クラス。いつも思うのですが、カリキュラムは大人の希望なんですよね。子どものやりたいを引き出すこともこちら側の鍛錬ですが、子どもはそれを上回ってくることが多いこと多いこと…汗
子どもに学ぶ、子どもに遊んでもらう、こんな教室ではありますが、「親子クラス」はそれを一番体感できるクラスだと思っています。お母さん、お父さんが一緒にクラスに入ること、長い目で、ともに育っていくことが、この先の子育てでもきっと生かされていきます(それは親も子も)
母子分離に向けた準備、とも捉えられますが、親子のアタッチメントの場・親の学びと共育の場として実りのあるものになればと思っています。
▶︎土曜幼児
幼稚園の先生が研修に入っており、大人の方が多い時間となりましたが、物怖じしない子が多い土曜クラス、みんな自己紹介もしっかりしつつ、先生方と楽しんでいました。
サンドイッチは、手慣れている子もいましたね。
包丁も「僕自分でできそう!」という自信たっぷりの子も。
(実際は力が足りなかったので、一緒にやっています)
お店づくりではいろんな料理がたくさん並び、お店の名前がとてもユニーク!
なんとなく、駄菓子屋っぽい雰囲気のお店だなぁと思っていたのですが、
「駄菓子屋お寺」という名前に…笑
腑に落ちていない女の子もいましたが、反対意見もないので、それで決定としています 笑
ママたちが来てくれてからは、みんな嬉しそうにお店に招き入れています。
サンドイッチも、「美味しいね」というママたちの声に笑顔が溢れていました。
▶︎日曜幼児A
おやすみが1名いたため2人きりでしたが、なんだか2人ともいい感じ。
2人ともまだまだ私を引っ張ったり、いつの間に乗っかっていたり、いたずら盛りで甘えんぼタイプなのですが、お父さん・お母さんがいるところではやらないので、そこがまた面白い…笑
サンドイッチの絵本を読んでいると、「僕トマト好きだよ。チーズはもっと好き!」と口々に聞こえます。(でもごめんね、用意した具材はハムとチーズのみ 笑)
バターを塗ったり、包丁を持ったりという体験をあまりしていない2人でしたが、「猫の手だよ」というとしっかり守ってくれました。
冷蔵庫で冷やしている間に、お父さん・お母さんを招待するお店づくりを始めます。
「僕はかき氷が好きだから、いちごのかき氷にするね」
「ママが好きな飲み物を作っておく!」
「僕はフライドポテトが欲しいな」
とどんどんイメージが膨らみ、大きなケーキも完成。
値札も自分たちできめ(法外に安すぎるのと高すぎるのが面白い)
レジも作りました。
レジの下には、氷もあって、冷たいものを買った人にはサービスをする準備です。
お父さん・お母さんと一緒にサンドイッチを食べて、お腹いっぱい・大満足の表情でした。
ふとした瞬間2人で相談したり、笑い合ったりふざけ合っているすががたに成長を感じました
▶︎日曜幼児B
こちらも2人きりでしたが、サンドイッチも話をよくきいて出来ました。
いつもはすぐに自分の好きなものを作りたくなってしまいますが、今日は小物がたくさんテーブルに出ていたので、「これ何?」「パン作ろうかな」とイメージが膨らみ、お店づくりがスタートしました。
ビーズでかき氷を作ったり、モザイクをはめて飾ってみたり、お店づくりがすすみます。
途中、入り口を作ろうか、というと、線路になりましたが、それも想定内、2人がなんとなくうまく一つの物語の中で遊んでいるように思いました。
お店の中にも線路を入れる!というある子の希望に、「ここはみんなで作ったお店だからこっちなら行けるよ」と提案すると「そっちは嫌だ!行かない!」と私と子どもの戦いが…苦笑。
この子の希望も叶えたい、でも誰かのものを壊していくのは間違ってる…
積み木遊びをする中でずーっと抱える悩みです。小学生クラスになってもこれは続いています。
それだけみんな「自分の願い」は叶えたいという気持ちがとても強いんですよね。
それってめっちゃ主体的だな!と思うのですが…折り合いのつけ方も大切にしたいこと。
ダメと言われるとますます意固地になるタイプの子もいれば、ふとした瞬間切り替わる子も。
今回は、2人がふざけたタイミングで、「まぁいいか」と思えたようで、扉を壊さずに済みました。
彼が、扉の向こうまで線路を通したい!という気持ちを忘れたわけではないと思います。
きっと、どこかでこの状況を「許す」タイミングが欲しかった、というか…そんな気がします。
わかりにくいけれど、こうやって、ちょけて(茶化して)気持ちを切り替えていくこと、その経験も大事な一歩だなと思います。
たくさん練習して行きましょう!一喜一憂せず、合言葉は「ただいま成長中」で行こうと思います。
▶︎日曜幼小
パワフル全開の小学生たち。
久しぶりにきた子も早く遊びたい風でソワソワ。
みんな心なしか前のめりに到着。
サンドイッチ作るよ〜というと、「カツサンドがいい」とかなんとか…みんな勝手なことを言っています 笑
包丁も、経験がある子が多くあっという間に完成!
「絶対お母さんには渡さない」と固く誓って冷蔵庫に入れる子もいました
お店づくりは、ちょっと子どもっぽい?とモジモジしていた様子もありましたが、始まってみるとみんな真剣。
クレジットカード決済機能・タッチ決済機能がついたレジや、くじ引き、景品づくりとどんどんアイデアが出てきて、お母さんたちに楽しんでもらいたい気持ちが最高潮に!
お迎えに来てくれたお母さんに「くじ引き、何回もやっていいよ」
愛情たっぷりな様子を見せてもらいました。可愛い〜〜
個性豊かなメンバーですが友達同士の関わりも増え、そして「先生これしたいから、あれ出して!!」「私はこうしたい!」という声が飛び交う素敵なクラスに成長していると感じています。
8月は変則的になっています。
お間違えいないようにお越しください!
金曜クラス 8月4日、25日
土曜クラス 8月5日、26日
日曜クラス 8月6日、27日
日曜幼児A 8月20日(もう一日は他曜日で振替)
体験レッスンも受け付けてます。
夏休みは体験レッスンの時間に余裕もありますので、ぜひお試しください。
教室詳細はこちら。