こんにちは。今回は打ち上げ花火と屋形船をテーマに遊んでいます!
各クラスの活動報告を更新します。
▶︎金曜幼児
新しくできたばかりのクラスなので、出てくる積み木はみんな新鮮!「かずの木」という積み木で遊びました。こちらは、数量体験をするために開発された積み木ですが、もちろん他の童具と遊ぶことも想定されてています。
かずの木には穴が空いていますので、花火はどんどん色鮮やかになっていきます。棒を配置した後ピンを刺しましたが、一列に並んでる方が早くできる、と気がついた子は自分で並び替えながら完成させていました。
最初はどんな模様にしようかな〜と悩んでいた子も、他の子を見ているうちに、手が動いたので、子ども同士、先生にもなるのだな、と見させていただきました。
屋形船も、まだ積み木の経験が浅いのもあって、どうしよう〜という時間もありましたが、「先生もやってみようかな〜」というと、真似してみる!という子もいれば「僕はこうやって、あぁやって…」とどんどん作る子もいました。最後はみんなが、お友達の船にお邪魔しながら、楽しんでいました。また、早く終わった2人は、大きな船にも挑戦。壊す楽しさも味わいました。
▶︎土曜幼児
お休みの子、お休みの先生もいましたが、いつも通り、元気いっぱい、個性豊かな土曜クラスです。
花火を作ろう!というところでは、平面構成をしたかったのですが、夜空にさらに打ち上がる花火たちが…!(笑)立体的な花火の完成です。ある子はビーズとピン刺しが大好きで、これに全ての時間をかけました。
素晴らしい集中力!私が感動したのが、それに対してお母さんが「他に何もやらなかったの?」という言葉を言わないところです。
親ってどうしても、これだけ?と思ってしまいがちですが、一つのこと、好きなことに集中できることって素晴らしいことです。素晴らしいとわかっていても、みんな欲が出てしまうものなんですが、私はこの子のいい面だと思いますし、潰したくない一面です。この没頭体験の多さが、子どもを豊かにします。なので、この光景を見られたことは私もとても嬉しかったです。
2023という数字を花火で表現したかった子、途中投げ出しそうになりましたが、なんとか完成させました。数字を表すなんて、花火大会というか、何かの大会?みたいですね。
屋形船作りのシーンでは、「私できないよ〜」といっていた子がいて、「できないから、どうしたい?」と聞いてみると、「作りたいから、一緒にやって欲しい」といってくれました。
文章の最後まできちんと気持ちをいうことは、対話していく上で大切なこと。家族間だとついつい、汲んでしまって、言葉を奪ってしまうことがあるんですよね。気持ちを言う練習もしていければと思います。(モジモジしていて可愛かったです)
土曜の子達は、体験の子がいても、大人の見学者がいても、研修スタッフがいても、振替で参加していた子がいても、、、全員が仲良くできる子達でとてもオープンな雰囲気が素晴らしいクラスですね。
▶︎日曜親子
今日は体験に小さなお友達が来てくれました。
場所見知りすることなく、積み木やかずの木に触れ、見立て遊びも十分楽しんでいるように見えました。
かずの木は「電車遊びをするもの」という感じのお子様は「ガタンゴトン」「ぽっぽー」と楽しい音を響かせながら、ながーくながーく繋げています。
花火を作ろうか、と言う声掛けに応じてくれた女の子は、平面ではなく、トンネルのように組み立てて「トンネル花火!」と、大人にはない発想で花火を作ってくれました。
十分にかずの木遊びができたところで、屋形船を作ろうか、と写真(というか昔の絵)を見せました。するとすごい食いつき!
昔の絵、と言うのが良かったのかもしれません、「すごい人がいるよ」とニコニコしながら見つめていました。
屋形船を作ろう!と言う言葉に、さっきまで夢中だったかずの木の電車からサッと離れて参加する変わり身の速さにも感心しながら…
子どもたちが入れる大きな船を作ります。
大きな船は、「それが船だ」とわかるまでが勝負で、大人たちがさささ〜〜〜〜と半分くらい作り上げると、次第に子ども達も積み始めます。この月齢は、1人が壊すとみんなで倒したい!みたいな欲望が優ってしまいますが、この日は「船にしたい」と言う気持ちが一致したのか、みんなで協力していました。感動です。
しかもその後、20分くらいは、その船の中で遊びが繰り広げられ、みんなが楽しめました。
扉やハンドル、チケットやボタン、いろんなものを持ち込んで、遊びが展開していく様子は見ていてとても楽しい光景でした。
体験のお友達も、ママと一緒に乗ってみたり、チケットを持ってきてみたり、一緒に混じっていました。いいですね〜!
最後はお決まりの、ガシャーンと崩す楽しさ!
積み木は崩すところまで遊びが想定されている、と言う言葉を最近本で読み、そして小さい子ほど、その喜びは大きいのだと思うと、この瞬間はとても大事な時間だな、と思います。
▶︎日曜幼児A
体調不良のためお休み、産休のためお休み、が重なり1名か…?と思ったら、土曜の振替の子が来てくれて、2名で活動しました。
かずの木で花火を作ろう、では、櫓のようにかずの木を組んだり、信号機に見える作りを発見したり、思い思いに始まりした。
ビーズ、ピンをたくさんさしたい子は最後までしっかりやり切りました。すごいですね。
作りながらも、他の子と私の会話に参加して「あ、僕それも作ってみたい!」と興味がどんどん広がってしまって、「まずは今やってるの完成させようか!」と言うのを何回も言いました 笑
好奇心が旺盛なのはいいことですね!
屋形船作りでは、かずの木をボートのように見立てる姿や、大きな船を私と一緒に作ったりと、大忙しの子、ながーく大きく作るんだ!と一生懸命な子、多種多様な船ができました。
大きな船は、隙間が空いてしまったところに、「しかく持ってくるね」と忙しく動く姿が可愛らしかったです。そして、ここがポイント!トゲトゲが「恐竜風」なんですって。
大きい船には、「みんなのれるよ!かか(お母さん)ものれるかな」とニッコニコで話してくれる様子がとても良かったです。
▶︎日曜幼児B
今回、幼児Bクラスは、全員他クラスに振替のため割愛
▶︎日曜幼小
お休みの子が多くいつもより静かな幼小クラス。
花火を作るよ、というと、しばらくポケ〜としていた女の子たちも、だんだん「こうしてみたい」と言う気持ちが溢れ出ている感じがします。
何より成長を感じたのが、「先生、どうしたらいいかわかんない」「何したらいいかな」と聞いてきていた女の子が、「こうしたいんだけど、こんなパーツある?」と聞いてくれるようになったこと!
自分で考えて、自分でやりたいことを見つけていくって、できる子には簡単なことなのですが、できない子にとって、すご〜〜〜く難しくて、しかもそんな自分に「劣等感」がすごいあるんです。
この差って、どこで生まれるのだろう、と考えたりもしたのですが、これって、一つの理由ではないと思いますし、みんなどこかで何か思い当たる節もあるかもしれないし、ないかもしれない…
生まれ持ったものの可能性もあります。なのでそんな根源を探すよりも、これから、自分らしく自分の決定を信じられる子になっていくには、と言うことにフォーカスしたい、そんなふうに思っています。
話は戻って、こんなふうに、この子から発せられる言葉に変化が出てきたこと、すごく嬉しいなって思います。お母さんが来た時に、「ここはね、こうなんだよ」って嬉しそうに伝えるのも毎回ほっこりしちゃいます。
このクラスの男の子たちは自身たっぷりな子が多いので、そんな男の子たちを女の子がどことなく呆れながら、でも楽しげにみているのはとてもいい関係性だなぁと感じます。
花火も個性的だし、屋形船も誰1人同じものはありません。
大き船には、みんなが乗ってみたり、船が終われば、「レインボーブリッジ(人専用)」を作ったり。
お互いの個性を尊重(と言うか自分自身が充実しているので我関せず)な人たちが織りなす作品は毎度圧巻です。
次回は少し間が空いてしまいますが、また真っ黒に日焼けした子どもたちに会えるのを楽しみにしています。
<体験レッスン(2500円>
親子クラス 8月27日、9月10日
幼児クラス 8月20日、8月26日、8月27日、9月3日、9月9日、9月10日
幼小クラス 8月27日、9月10日
ご予約はhttps://lin.ee/Y5fqvJyまで