こんにちは、寒波で飛行機が飛ぶのかどうなのかという時期に
香川県にて芸術士の取り組みを視察してきました。
芸術士ってなんだ?というのはこちらやこちらをご覧ください。
行ってみて思ったことは、アートを体現する人と、子どもの未来や教育について興味がある人、またその両方の人、集まって、力を合わせて、大きな枠で子どもを育てていこうじゃないか、っていう気持ちが芽生えました。
いや、芽生えていたのだと思うんだけど、結局自分のことで精一杯で、やってること全てが「商売」になってしまっていて、そこが息苦しかった。
本当は、こどもたちが積み木で育って、笑ってくれればそれでいいし、お母さんたちもそんな子どもと見て幸せを感じてくれたら一番だと思ってたんだけど、それだけじゃ、「私自身」は生きていけないから、当たり前に(真っ当な)お金稼ぎはしなくちゃいけなかったんだよね。
だけど、もうそんなのひっくるめて、大きな枠で、自分の近くに生きてる(名前も知らない、顔も知らない)こどもたちが幸せに育つために何ができるのか、考え始めて、心が脈打つ感じで止まらない。
保育や子育てに(本当はみんなある)アートというエッセンスを再構築していくために。「童具」でなければならない、「創造共育」以外はやらない、とかそんな枠を超えて、もっと「子どもと育つ、共同(働)する、創造する」がテーマにあってもいいと感じてます。
型にはまらない活動がしたい
子どもともっと遊びたい。
そんな気持ちでいっぱい。
(相変わらずのパッション記事で申し訳ないです 笑)
高松市の取り組みは本当にすごいなぁと思います。
保育と、アーティストの掛け算を、行政と手を取り合って行うということは、市民の皆さんへの信頼にもなっていると思います。
松戸でもそんな活動の一歩があればいいのに。
なきゃ作る。それが私のポリシーだけど、今回ばっかりは、私は活動者でいたいから、事務局側のムーブはしたくない。(正直にいうと)
だけど、仲間がいれば、何か一歩ではなく半歩、進めるかもしれない。
ローリス・マラグッツィの100の言葉とともに歩める仲間を探したいな。
と感じる視察となりました。香川の後半は直島へ行き、めちゃくちゃアートにどっぷり浸かってきました。
早く子どもと遊びたい。
でも体は疲れてるんだな〜笑
(年齢を感じざるを得ない)
香川で1日15000歩は歩いてたみたい。
なので、今日の私はポンコツでした。
追記
私の積み木の活動者としての原点は、「積み木遊びの楽しさを伝えたい」ってシンプルにそれだけだったんだけど、段々と、やるからには「童具創造共育」を伝えたい、になってきて、「伝えきれているのか?」という悩みと、「私もやりたい」という人の後押しと、いろんな思いが重なってきて、自分のことが見えなくなってました。
それで疲れてしまって、「あ〜おばあちゃんに会いたいな」から、香川に行くことになり、
そこへこのツアーの募集記事を見て・・・人はそれを運命と呼ぶけど、まぁ偶然でしょうけども、
なんていうか、置いていくものは置いて、空いた手に新しいものをつかむ感覚があったわけです。
そして、また戻ってきました。
積み木で夢中になることって、めちゃくちゃ楽しいよ!って伝えたいって気持ちに。