こんばんは!
今日はプレイボックスと積み木を使ってたくさんの四角の塊を作ってみました!
プレイボックスの中に、積み木を詰めて詰めて…
実は子どもたちって、箱の中に何か詰めるのが好きなようで、
こちらが教えなくても、無心に入れる子もいるんですよね。
物体ははりぼてではなく、きちんと中身があって、
そして中心があるんだ、ということを実感してもらうためにも、
空の箱に詰めるという作業はとても重要ですね。
ただ詰めて〜じゃ面白くないかな?と思い、
数字カードを用意しました。
カードに書かれた数字の数だけ、積み木を入れていくのですが、
ここは個人差があってなかなかうまくいかない 笑
でも、そのルールを理解しようと、そして楽しもうとしている姿も見られました。
今日はその作った塊を自分の家に見立てて、街づくり。
いつも家の細部や屋根などを作り込む作業が中心になりますが、
今日は「街デザイン」というところに重きを置きました。
親子クラスは、街の真ん中に線路を走らせたり、釣り堀を作ったり、
電車?車?大きなタイヤが転がっていたりと、
町の中でいろんな物語が展開されてとてもユニークでした。
幼児クラスのみんなには、
「自分なら、どんなお店が欠かせない?」と聞いてみて、
それぞれ、なくてはならないお店を作ってもらいました。
ドーナツ屋さん、携帯ショップ、支援センター、車屋さん、新京成線の駅、ゲームセンター、公園、仕事場(パパママのかな?)、ペットショップ、地下鉄の駅、パン屋さん…
いろんなものが町の中に建設され、地下鉄もみんなで作りました。
実は、今日の「街デザイン」は、もう一つテーマがありまして…。
人に優しい街を作ろう!ということで、みんなには作ってもらった建物に、
看板を描いてもらいました。
看板を作る前に、ピクトグラムのカードを見せて、
言葉抜きに、伝わる看板のイメージを膨らませます。
誰もが絵だけで理解できる、日本語を知らなくても、漢字が読めない小さな子でも、みんなが過ごしやすくなるように。そんなお話ししてから看板作りをしてみました。
みんな真剣に看板を描いていましたね
人に優しい街づくりは、看板だけでなく、建物にも表れていました。
階段だけでなく、スロープ(エスカレーター)があって、
ベビーカーも大丈夫、という声も。
時折、いろんな視点で街づくり、街デザインをしていきたいなぁと思っています。
幼小クラスでは、看板のイラストもかなりわかりやすくなっており、
「これちゃんと伝わる?」と確認する姿がとっても印象的でした。
塊を作る際、プレイボックスに積み木を入れる前に、ケルンモザイクを裏返しに仕込んでみて、ひっくり返した時に天井が色づくようにしてみようと考えたのですが、
ある子は模様になるように計算してはめていて、脳の柔らかさに脱帽です。
モザイクを一つおきに裏表ひっくり返して入れているので、
間違っちゃってるんじゃないかな?と声をかけたら、
「いいんだよ、ここはこれで」と全て計算ずみの作戦だったようで、
ひっくり返すときちんと模様になっていてびっくり!
(左の白黒のものです)
子どもって本当に大人の思考を簡単に超えていきますね。
素晴らしい!
街の中も「公園があるとみんな嬉しいから」
「地下鉄の駅の看板は反対からでも見えるようにしなくちゃ」
と二枚貼り付けてくれたり、最後まで「人に優しい街づくり」の視点を忘れずに作ってくれました。本当に感動しっぱなしでした^^
お読みいただきありがとうございました。次回は12月24日、25日です。
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