「ノーマの幻想」ってご存知でしょうか?
女性の平均的な体型を模した彫刻をノーマと名付け、ノーマと全く同じ人を街中からさがすお祭りがありました。
平均的な体型なのだから、すぐに見つかる、たくさん見つかる、
あるいは、僅差の接戦になるだろうと思われていたのですが一人も見つかりません。
ノーマには9つの平均的な体型特徴があったのですが、それを3つに減らすとようやく見つかったそうです。
平均的な人物の模型を作ったにも関わらず、完全一致は一人もいなかった。
この話から、「平均思考」の根強さを感じます。
平均的であること、「普通であること」は案外難しかったりするんですね。
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