▶︎水曜幼児クラス
今日から1名から3名に増えた幼児クラス!
ある男の子(小1)が「みんなおんなじタイプだ!」というので、どんな?と聞くと、「人の話は聞かないけど、自分のことはたくさん話す♩」と笑
確かにそうだ〜と思うのですが、そういう共通項を見つけ出すこの子の着眼点が面白いです 笑
今日は転車台がある線路のある街並み作りだったのですが、男の子たちが好きな活動だったのもあり、みんな前のめりに線路をつなげます。つなげた先に駅があったり、ひたすら部屋中線路を張り巡らせたい、丁寧に、トンネルや屋根づくりも入念に作ったりと、一人一人が個性豊かでした。
▶︎金曜小学生クラス
このクラスは年長3名ですが、絵本は小学生向けに読んだ『はしれ きかんしゃ ちからあし』にしました。戦争によって倒れた仲間のことや、最後は幸せになれたちからあしのことを、話す時間もあり、読んだ絵本についてこんなに気持ちや言葉を交わせると思わず嬉しかったです。
「じゃぁ今日は電車なんだね」と喜んで、協力して作り上げていきます。転車台を置いてみて、「私はこの辺から繋げたらいいね」と確認し合いながら作りました。線路を作ったあとは、道路や踏切をつくろう!おうちも必要だよね、といろんな積み木を駆使して広げていきます。最後は自分が乗ってみたり、遊びの時間も充実しました。
▶︎土曜幼児クラス
女の子が多いクラスで、テーマに食いつきはどうかな〜と思ったのですが、わかりやすい題材だったせいか、すぐに没頭!黙々と線路を繋いで、その先に家をつくりました。
お家は板や柵を作ってお城さながら。転車台を駆使してお隣へ遊びに行ったりとノンストップで遊んでくれたことがとても嬉しかったです。ある男の子は、「シャープ線路」があるとしきりに話してくれて、そういう線路があるのか、と思っていたら、長板をかさねて、音楽記号の♯に見えることを表現してくれていました!気がついた時嬉しかったですね〜。音楽をやっている彼ならではの見立てだったと尊敬します。
▶︎土曜小学生クラス
電車が大好きな2人なので、どんな風に展開するかな?と楽しみにしていました。
やはり、想像の上をいく活動に。まず、線路の作り方、私が勘違いしていたことが判明。
枕木の上に縦のラインが乗っかるのが正解とのことで、全部修正する仕事っぷり!
転車台の仕組みについてもいろいと教わりました。
そのあとは、駅づくり、ポイントづくり、山の中を通る線路、山の駅‥2人で思いつく限りのものを作っていきます。時間いっぱい作って、何度も転車台を回しながら、試運転。とても楽しんでくれていました。
▶︎日曜親子クラス
欠席1名でしたが(その子は絶対好きだったろうなと思う活動だっただけにとても残念)今日から新しく入会してくれた女の子と既存の生徒さん2名での活動でした。これまでは1時間全て集中することが難しかった女の子ですが、今日は最初から最後まで、積み木に向き合う姿に、成長を感じました。これは今日だけのことかもしれないし、たまたまかもしれない(というのははっきりと私にはわからないのが正直なところ)なのですが、それでも、絵本から没頭していく体験はすごく豊かだと感じます。
新しく入会してくださった女の子、「いいね、頑張って繋げたね!」「いいアイデアだね」と過程を一緒に楽しませていただきました。”自分なり“の楽しみ方ができるのが、積み木遊びのいいところです。そのエッセンスを伝えていければと願っています。(パパさんもすごく楽しんでいたので嬉しかったな)
親子クラスとは思えない集中力でした!
▶︎日曜幼児クラス
欠席1名でした。「せんろはつづく」を読んだあとは、転車台について確認。
「あ〜これで早く遊びたいな」という気持ちが伝わってきました。線路づくり、鉄橋づくり、いろんなことに挑戦したい、とあちこちで聞こえます。ただ、まだ積み木遊びを始めたばかりの子も多く、「どうしたらいいかな」というところで一歩手が止まってしまいます。そんな時は、少しのきっかけだけ渡してみて、そのあと、「続きを作ってもいいし、壊してもいいよ」をいいながら様子をみていました。
すると少し離れて観察していると私の手がかりを壊してもう一度やり直しています。「自由にやっていいんだよ」と言葉にするより効く方法だなぁと思っているのですが、どうでしょう?笑
「自由にやっていい」というのは子どもにとっては苦しい言葉なんですよね。足がかりがあれば、自分で進めるように、手助けてしていけたらと思っています。
何度も転車台を試しながらぐるぐるしていると、自分が作った線路がだんだん乱れていって、ちょっとぷんとしてしまった子「やだよ!」というも相手もわざとじゃないだけに思い通りにいかないタイミングもありました。でも泣かず、怒らず、「頑張ったね、一緒に遊ぼうか」というと膝に乗って、甘えモードに(めちゃくちゃ可愛い)電車遊びから離れて、のんびりしたタイミングも必要ですね。
▶︎日曜小学生クラス
久しぶりに揃ったメンバー。小学生クラスでも、高学年が多いので、絵本は「はしれきかんしゃちからあし」。正直涙なしに読めるか不安でした。戦争によって、仲間の機関車がボロボロになり、自分自身も軍需産業に取り込まれ、やがて街中を走ることを禁じられていくお話です。そして、不要とみなされ、スクラップされそうになる予感が続き、最後はハッピーエンドで終わるの絵本です。
この絵本を選んだ理由は、やはり世界で続く「戦争」のことがよぎったから。
だから今あることに感謝しよう、という教育的なことではなく、一度戦争が始まると当たり前だったことが当たり前でなくなることが、この絵本には描かれていたと思います。
物語が不穏になるにつれ、ふざけていた子どもたちも静かになっていきました。
読み終わって、「今日は電車?線路?」と察しが良い子どもたち。
みんなで大きな蒸気機関車に挑戦しない?と聞くと、満場一致で「いや、自分の作る」と笑
私の夢は一瞬でついえましたが、みんながそれぞれ線路を作り、思う線路の先をつくりました。
車庫だったり、機関車だったり、駅だったり。みんなが「できること」を体現していく姿は安定の積み木遊びの姿でした。それでも時おり周りと関わって、話ているところをみたことがない組み合わせで笑い合ったり、分け合ったり、「すげぇ!」と素直な感嘆の声を上げる様子をみて微笑ましく思いました。
それにしても、童具館のコレクションブックを「みただけ」の子が、思い出して真似て創作していく姿にはびっくりしました!
7月の体験日は
10 水曜幼児 15時半〜17時(残席1)
12 金曜小学生 17時〜18時半(残席1)
13 土曜幼児 13時〜14時半(残席1)
13 土曜小学生15時〜16時半(残席2)
14 日曜親子 11時〜12時(残席1)
14 日曜幼児 13時〜14時半(残席1)
14 日曜小学生 15時〜16時半(残席1)
です。
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