▶︎金曜幼児クラス
今月はエジプトを意識した遺跡づくりということでピラミッドと、スフィンクスの写真を用意していました。
部屋に入るとすぐに写真を見て、「あー!これ知ってるよ〜!」と教えてくれる子どもたち。
ピラミッドを作り始めた子は、どんどん大きくしていき、立方体を使い切るほどでした。
スフィンクスの方は、「前に乗れるワニ作った時みたいに、乗りたい」と思い出してくれて、乗れるスフィンクスに挑戦していきました。長いしっぽを作ったり、最後はケーブルカーが通ったりと、近代的なエジプトが完成していきました!
▶︎土曜幼児クラス
ピラミッド作りの周りでは各々の好きなものが展開しており、みんながそれぞれに干渉しあいながら、一つの街へと統一されていました。土曜の子どもたちは、他の人の作品も大好きなんです。友達の作品を見て、「あ、それもいいな」と思うとうまく関わり合って一緒に遊んでいます。体験に来てくれたこの感性がいつものメンバーには真新しく、驚きの連続でもありました。長板の使い方、三倍体の使い方、どれを見ても、変則的で、ある男の子の「え〜うそ〜危ないよ〜無理無理〜!」という声に、「何それ面白そ〜!」が滲んでいました。
▶︎日曜親子クラス
ピラミッドを親子で一緒に作りながら、坂道だよ、はしごだよ、と自分なりのストーリーを織り交ぜていきました。ピラミッドに三角を乗せて、滑り台だね〜といったり、「私もやってみるー」という積極的な言葉が出ていましたね。ピラミッドの周りにはお馬さんがいるね、と写真を指さして教えると、「馬を作ろう」という流れに。人形をのせ、その上を飾り、三角屋根、カラフルなモザイクが乗っかっていきました。
三角屋根も、モザイクも、どちらも根気のいる作業でしたが、よく最後までめげずに頑張っていたと思います。あるモチーフから、自分なりのやりたいことを見つけて没頭していく時間がすごく充実していて成長を感じます。
▶︎日曜幼児クラス
ピラミッド作りでは、「階段になるようにね」とまず伝え、階段になっていないところを見つけては「あ!あった!ここ!おっこちちゃうよ〜」と慌てて積み木を乗せて、ゲームのように積んでいました。
二等辺三角柱を乗せていくときも、いろんな方向に向けて、まるで険しい山を感じさせる作品になっていきました。人形を乗せたり、長板を渡したりしているうちに、どんどん作品が広がって、みんなの「楽しい!」が伝わってきました。一方で、ある男の子は、数の敏感期。箱に入っている積み木をひたすら数えたり、みんなに配りながら引き算をしていたり…。数にこだわっている様子が興味深かったです。
▶︎日曜小学生クラス
ピラミッド作りは大変でしたが、みんなで何個も積み上げて土台は完成。。。。の前に?
なんと王様(人形)が埋められている物語も。しかも3人埋まっています。
その人形を埋めるために、立方体以外で工夫しなくちゃいけないのですが、うまく隠したり、立方体が足りないときは直方体で代用したり…一番年下の子が頑張って修正して、最後まで根気良くやってくれていました。
スフィンクス作りは女の子たちが(どちらかというか猫を意識していたようです)男の子たちは、迷路作りを楽しみ、図らずも古代遺跡感のある印象でまとまっておりました。迷路は女の子チームも挑戦しており、地上絵のようになっていました。
今年の活動は今週で終了しました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。