前回に引き続き四角の活動でした。
今回は四角柱をつかって、大きな建造物を…ということで、イギリスの街並みの写真を用意してみました。
絵本を読んだ後は、どの建物をつくろうかあれこれ話し、早速作り始めます。
親子クラスに人気があったのはやはりビック・ベン。
時計は生活に馴染みが深いので、みんな「とけいだ!」と指差して嬉しそう。
ロンドン地下鉄をはしる鉄道、とその横には欠かさず作っているはやぶさも 笑
四角柱だけでなく、円柱もつんでどんどん柱にしていきます。
お母さんとつくれる事がとっても楽しそうでした。
(お母さんと一緒にやってるのー♡と何度も教えてくれました)
幼児クラスは体験の子も一緒にビック・ベンやタワーブリッジを。
ビック・ベンの下を流れる川や橋を作る!と手が止まらない子もいました。
徐々に活動に集中する時間が伸びていくのを感じます。素晴らしい!
「ここは、あの積み木を使ったらいいかも?」と、どんどん細かなパーツも指定してくれる頼もしさ
もう一つの幼児クラスさんは、
最初から最後までビック・ベンを1人で作り上げてくれた子がいて、感動しました。
やってみる?ときくと、いつもうん☺️といつも優しく微笑んでくれる子ですが、今日は「ここは扉なんだー」と自分なりにアレンジしていました。
お友達が「これ貸してほしいな」というと「使ってるの」と断りつつも、しばらくしてそっとそのお友達のところにおいてあげていたりと、たくさんの優しさがあり、いいものを見せてもらいました…☺️
もちろん作品も素晴らしかったです。
どの子も、自分なりに作品としてしあげ、定番の焼き芋大会(なぜかプレイボックスに焼き芋に見立てた積み木を詰めて焼くブームが起きてます)
幼小クラスは写真を見るなり、これ!これにする!とビック・ベンを。
でもやっぱりタワーブリッジも…ということで2つ作りました。
流石、小学生。高さもバッチリ。
どんどん積んでさいごはてっぺんが自分では見えなくなってしまいました 笑
私も台に乗り、「そうそっち!もうちょい右!」とガイドしながら完成!
タワーブリッジも、ワールドピースをよく理解して配置してました!
その上に長板を乗せることで三角柱を置けるようになりアレンジをする所が頼もしかったです。
幼小クラスは2人なので、使った分だけ後片付けが大変ですが、ノンストップで作り上げた達成感は、必ず子どもたちの心に残ることと思います。
目に見えないけれど、
小さな小さな失敗や挫折、諦めない気持ちや溢れる感性を、積み木の作品に乗せています。
わぁすごい!という作品もあれば、
もしかしたら、途中で壊れちゃった?という作品もあるかもしれません。
超個人的反省ですが、保護者の方に見てもらいたい、そんな気持ちもあって、
崩れたら、慌てて直そうとしたり、ちょっとした焦りもありました。
が!子どもたちは、一瞬一瞬、積み木に向かっています。
やり直す気力がない時もしばしば。そんな時はなるべく丁寧に、活動の様子をお伝えしたいと思います。ぜひご理解お願い致します。
とはいえ!活動に慣れてきた子、会員歴が1年以上の子…
どの子の作品も大人が勝手にジャッジするには勿体無いくらい、見えない経験が詰まっていると感じます。
今年は積み木の活動を充分やりこんでいこうと、講師一同関わらせていただきました。
また来年も、造形にも挑戦しつつ、
もっももっと、積み木で自由になっていきたいと思っています。
お教室は本日が本年最後の活動日でした。
また来年よろしくお願いし